受験直前の準備

 

受験直前の1週間は、これまでの学習のペースを少し抑えて、体調管理に重点を置きましょう。
これまでずっと頑張ってきたのに、当日に体調を崩し、万全の体制で挑めない、ということだけは避けたいものです。

オリンピック選手でも、大会当日に全力を発揮するために、体調のピークをその当日に合わせて調整を行います。
受験も同じでカラダのリズムを受験当日に合わせて調子を整えていきましょう。

[準備 その1]
起床時間を試験開始の3時間前に決め、当日起きるのと同じ時間に起きましょう。
起きる時間を揃えることで、受験当日に集中力が発揮されます。

[準備 その2]
電車が遅れた場合を想定して、余裕をもって家を出ましょう。
受験は2月初旬がピークとなるため、関東地方でも雪が降る可能性があります。
もちろん、交通機関の遅延証明をもらうことで救済が受けられますが、念のため早く家を出ましょう。

[準備 その3]
朝食を食べる習慣をつけましょう。
通常、人の脳は起きてから3時間後に最も盛んに働き出すと言われています。
そこで、試験の2時間前くらいに朝食を摂りましょう。
食べた後の分解が早く、すぐに脳の栄養素となるものが良いでしょう。

[準備 その4]
土曜日や日曜日もいつもと同じリズムで過ごしましょう。
例えば起きる時間、朝食を摂る時間、勉強をはじめる時間などです。
受験当日も、普段と変わらないという状態が理想です。

[準備 その5]
受験に面接がある学校の場合、清潔感がある普段着の延長でかまいません(とはいっても使い古しの服は避けましょう)。
付き添いの親御さんが仰々しい服装で一緒に行くのも避けましょう。
お父さんなら普段使っているスーツ、お母さんなら清楚な感じの服装で行きましょう。

受験当日に焦らないように
受験当日に「まさか」とならないように心がけます。
持ち物や服装の準備は前日に終わらせ、「受験票を忘れたら」「筆記用具を忘れたら」「事故で電車が遅れたら」といった事態を想定した準備をしておきましょう。
志望校の募集要項などで、そうした時の連絡先はしっかりとメモをしておきましょう。

 

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