6年生の夏には・・・

 

いよいよ受験本番というのがこの時期です。
6年生の夏は受験の天王山と言われています。
順調に学習が進んでいれば中学受験の範囲は全て理解できているはずです。
これからは受験に向けた実践的な演習にとりかかる時です。
しかしまだ先は半年もあるので、焦る必要はありません。
上位校を目指さなければ、応用問題はそれほど多くは要りません。
基礎的な部分をしっかりと押さえておけば合格点に達します。
これまでの総復習に夏休みを有効活用しましょう。
復習をする過程で弱点が浮き彫りになってきます。
90%を100%に伸ばそうとするより、60%を90%にする方が簡単です。
予習シリーズの解き直しを中心にしっかりと基礎を固めましょう。

また、そろそろ志望校を絞り込んでいかなくてはなりません。
受験情報誌を参考に情報を入れていきましょう。
また学校説明会も開催されますので、お子さんと一緒に出かけてみましょう。

 

予習シリーズを使った毎日の学習法

<算数>
予習シリーズの5年の上・下の「練習問題」を(さすがに基本問題は大丈夫でしょう?)一通りやり終えます。
間違えたものはチェックをしておき、後日に必ず解き直しをします。
苦手な分野は演習問題集で繰り返し練習を重ねましょう。
同時に6年の上の「基本問題」を(余裕があれば練習問題も)復習しましょう。
これも間違えたものにはチェックをし、後日解き直しをします。
これはお盆休み前までに終えましょう。
答え合わせと理解で毎日3時間くらいかかると思いますが、ここが受験の正念場なのでがんばりましょう。
他のテキストは、やらなくても大丈夫です。

<国語>

中学受験の学習で特に国語は難しい科目といえます。
予習シリーズの5年を中心に復習し、毎日1題ずつ文章題を解くようにしてください。
漢字を初め知識分野の定着を図り、とにかく毎日、国語に接してください。
国語は毎日文章を読んでいないと伸びません。
難しい問題ではなく、お子さんに合ったレベルの文章を反復させていってください。


<理科・社会>
予習シリーズの6年上の練習問題を全て解き直します。
間違えた問題はチェックをしておき、後日に解き直しをしましょう。
また時事問題も、親御さんが解説し、興味を持てるようにして覚えさせてください。
時事問題対策は朝日小学生新聞がお奨めです。
マンガやイラストで解り易くなっています。

  

 

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