まずは家庭学習方法を!

 

自宅学習を中心にして中学受験で志望校に合格するために、各年度で何をどう学習したら良いのかを紹介しようと思います。
大手の進学塾では中学受験は4年生から受験勉強を始めるのが標準ですが、それは偏差値が高い中学を目指す場合です。
小学校生活の半分も受験勉強に費やすのはいかがなものかと思う人もいます。
私は5年生から自宅学習だけでも中堅クラスの中高一貫校への合格が可能だと考えています。
それに向けてのスケジュールを春夏秋冬の各時期に分けて紹介します。

もちろん、その子その子にそれぞれ個性があるので、必ずしもこのプランに縛られる必要はありません。
できるだけ子供のペースに合わせて自宅学習を進めてほしいと思います。
一つ言えることは、4年生のうちに毎日机に向かう習慣をつけておくことが非常に有効だと思います。
受験勉強をする場合、毎日2時間程度、週末は3時間以上は勉強しなくてはなりません。
それでも大手進学塾に通って上位校を目指す受験生と比較すると少ないのですが・・・。
とは言え、学校の宿題しかやってこなかった小学生にとって、これだけの勉強時間を維持するのは大変なことです。
小学4年生のうちは1日1時間でも良いので、漢字と計算だけは毎日机に座って勉強する習慣を維持していきましょう。


毎日の学習のポイント

日々の学習の進捗をチェックすることはとても重要です。
その一方で、予定通りに進まない子供に対して、厳しく叱ってしまうのは禁物です。
熱心になりすぎて感情的になってしまうのは、最も避けなければならないことです。
理想論ばかりで非現実的な計画を立ててしまうと、子供の意欲をなくさせてしまうことになりかねません。
初めのうちは「これでは勉強が少ないかな?」と思えるくらいがちょうど良いのです。
そしてたまには休息も必要ですから、週に1日は自由に遊ばせてあげてください。
また、テストの成績が悪くても動揺しない「心のゆとり」が必要です。

 

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