6年生の冬には・・・

 

受験する学校の受験日を確認して重複しないように気をつけましょう。
併願は頭を悩ますことになりますが、第一志望校の受験が複数回ある場合、できれば複数回受験しましょう。
極論を言えば、3回受験できる学校の場合、3回とも受けましょう。
回数を重ねるごとに通常は偏差値が上がりますが、実質的な難易度は実はそれほど変わりません。
学校によっては、毎回受験した生徒を若干優遇してくれます。
確実にどこかに合格したいので、午前入試や午後入試なども積極的に利用しましょう。


<受験する学校選びの例>
・チャレンジ校 ・・・・・・・・・・・・1校
・第一志望校・・・・・・・・・・・・・1校
・第一志望に順ずる学校・・・・2校
・ 安全圏・・・・・・・・・・・・・・・・・1校

合計で5校です。
第一志望を3回受験する場合、7回受験するわけです。
受験料は総額で15万円前後となるでしょう。

毎日の学習方法
受験日の1週間くらい前からは、もう疲れるまで勉強するのはやめましょう。
理科や社会の知識部分をチェックし、第一志望校の過去問を覚えるまで解き、パターンを覚えましょう。
時間配分で失敗しないためです。
体調管理は当然ですが、念のため年末にはインフルエンザの予防接種をしておきましょう。

夜は早く寝て、朝は通常通りに学校へ行けば良いです。
特に神経質になる必要もありません。
自宅で静かに勉強していきましょう。

東京都と神奈川県の学校は2月に入学試験を実施しますが、千葉県と埼玉県などは1月から始まります。そこで、都内の受験生が腕試しで千葉と埼玉の学校を受けるため、千葉と埼玉の中学はここ最近、偏差値が上昇傾向にあります。
また受験日が変更になった場合、受験者の数が変動するため偏差値が多少上下することもあります。
併願者が多い学校は注意が必要となります。

重要事項の確認
事前に、合格した時の「延納措置」があるかどうかを確認しておきましょう。
合格者が延納手続きをすれば入学金の支払い期限を延長してくれる学校があるのです。
受験生をもつ御家庭には、ありがたい制度です。

 

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