家庭学習の原則5つ
原則1 6年生の夏休み以後は、習い事を週1回までにし、勉強に専念する
原則2 決められた計画をこなせるように、親御さんが協力する
原則3 統一模試などの成績に一喜一憂せず、平常心で取り組む
原則4 テキストを絞り込み、徹底的に反復する
原則5 常にお子さんを励まし、前向きにする
6年生の夏休みからは、家庭教師や個別指導塾をお奨めします。
自宅学習で行ってきた勉強を完成するために、大いに活用すべきだと思います。
個別指導塾は大手の進学塾である必要はありません。
無名の塾でも確かな人がみてくれるなら問題ありません。
ただし、中学受験の生徒を指導できることが、絶対条件です。
家庭教師や個別指導塾を選ぶ条件はいくつかあります。
@ご家庭の要望を十分にとり入れてもらえる
Aお子さんが使用しているテキストが使える
B曜日の振り替えが自由にできる
あくまでも自宅学習を中心にしながら補助してもらえる点に魅力があります。
利用目的は「親がみれない内容を教えてもらえる」という点に絞り、家庭教師や塾任せにせず、「こちら主導」でお願いしましょう。
特に国語の記述問題の採点や指導は塾に任せないと、ご家庭のみで指導するのはなかなか難しいと思います。
また様々な受験に関する情報を得られたりするので、何かと便利です。
模試の直しなども、プロの視点で先生に学習指導を受けることもできます。
それほど魅力があるなら最初から家庭教師を雇うか個別指導塾に通わせた方が良いのでは?という考え方もあるでしょう。
しかし、最初から4科目の授業を受けるとなると週に最低4コマ、2日か3日は塾の授業に拘束されてしまいます。
学習経験の浅い小学生にとっては、かなりの負担になるのに加え、個別指導は費用がかなり高くなります。
5年生から受験勉強を始める場合、1年間は自宅学習で基礎を固める方が良いのです。
また5年生の範囲であれば、自宅で親が勉強をみることができます。
したがって、あえて高額の費用を負担してまで塾に通わせる必要はありません。
もし親が教えられない分野が多すぎる場合、その分野のみを塾で教えてもらうと良いと思います。
大手の集団塾の場合、入塾すると4科全ての授業料が必要になります。
算数だけとか、国語だけというわけにはいきません。
そういった面からも、家庭教師か個別指導塾がおすすめです。
必要に応じてそれらを活用しましょう。