学びのプロセスを大事にする

受験は結果が重要です。
それは事実でしょう。
志望校に合格するのが目的ですし、合格と不合格は1点差で決まるのですから。

ただ、普段の学習においては、結果ばかりを気にしていてはプレッシャーになるだけです。
たとえテストの点数が悪くても、そのことを怒ったりしてはいけません。
子供からすれば真面目に勉強をしているわけですから、その「プロセス」を大切にしましょう。
問題を間違えた際には、その結果をどうこう言うのではなく、「どうして間違えたのか」「何が足りなかったのか」というプロセスを見ましょう。
そのプロセスを経て、次回以降、正解にたどり着けるようにしましょう。
プロセスの分析は子供には難しいので、親御さんの出番です。
問題の解決法が判れば、お子さんも何をすべきかハッキリして、やる気が出てくるでしょう。
そうして、成績も上がっていくはずです。

「なんでこんなのできないの?」「なんで間違えたの?」と言うのは最悪です。
お子さんも好きで間違えているわけではありません。
プレッシャーを与えても成績は伸びません。
「こうすれば解けたね」とか「あと一歩だったね」など、前向きな声をかけてあげましょう。
自分のしていることを親が認めてくれていると思えば、お子さんも積極的に学習に取り組む姿勢をもてるのです。

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