不正解がカギ

先に述べたのは、結果に結びつけるためにプロセスを大事にするということです。
もちろん、結果が重要なのです。

プロセスを重視するというのは、不正解の原因を明確にするということです。
大切なのは間違えた問題を次回に完璧に解けるようにすることなのです。

旅人算を間違えた場合、速さの公式を間違えたのか、単位の換算を間違えたのか、計算ミスなのか、図が描けていないのか、問題を読み違えたのか、など原因はさまざまです。
原因は一つとは限りません。
いずれにせよ、原因が判ればしっかりとした対策を講じることができます。
その対策を行えば、確実に実力はついてくるはずです。
お子さんに勉強をさせる場合、どうして間違えたのかを説明してあげましょう。
原因が解らないのに「頑張れ!」と言っても頑張れません。
「解説を読んで理解しなさい」と言っても、一人でできないものは多くあります。
そこはプロセスを親が解きほぐして示す必要があります。

間違えた問題はきちんと整理して、その後の学習計画に活用しましょう。
不正解こそ、次回の正解の種なのです。

親の役目 トップへ戻る

 

  

 

inserted by FC2 system