焦るな怒るな
自分の子供の勉強を見ていると、ついイライラとしてしまうものです。
やたらとせかせてみたり、怒ってしまったりしてしまいます。
そんな繰り返しにウンザリしている方もいらっしゃるはずです。
親の役割は「自分から勉強に向かう気持ち」を養うことでしたね。
時には厳しく叱ったりすることも必要でしょう。
しかし、多くの子供たちは、怒られるとやる気を失ってしまいます。
その結果「自分から勉強に向かう気持ち」をなくしてしまうのです。
親が過干渉であると、そばにいなければ机に向かわなくなったりします。
自ら積極的に課題を見つけ、それを解決してゆく力をつけていってほしいものです。
いつも机の横で親がみるというのは、「親の焦り」と言えます。
結果的に学習の障害となるので、焦らずに距離をおいて見守ってあげてください。
親が教え込めば、短期的な範囲の決まったテストでは高得点がとれるかも知れません。
しかし実際の入試問題は全範囲であり、さまざまな分野を組み合わせた問題が多く出題されます。
自分一人で考える習慣がなければとても成功しません。
小テストでは成績が良くても、総合テストでは良い結果が出せない・・・。
思い当たる方は、お子さんに対する接し方を見直してみましょう。