<安全校を選ぶポイント>

 

(1) 偏差値を目安に「10近く下の学校」をリストアップする
(2) 自宅からの通学時間を考える
(3) 学費の面での負担を考える
(4) 学校の教育方針やカリキュラムを調べる
(5) 先生の対応や在校生の雰囲気を知る
(6) 入学後に入りたい部活があるかどうか
(7) 大学進学率を調べる
(8) 過去問を解いて75%以上とれる

(2)はネットで所要時間を検索できますが、実際に行ってみると負担が見えてきます。
(4)は学校説明会で確認できます。
(5)は文化祭や学校説明会で確認しましょう。
(8)は安全校になるかどうかの重要な尺度です。

学校により差がありますが、入試ではだいたい65%くらいの正答率があれば合格できます。
ただ、すべり止めは正答率75%以上は(理想は8割)欲しいところです。
仮に「1回だけ8割とれた」としても、「別の年のを解くと6割だった」というのでは、すべり止めにできません。

[4科入試でも算数と国語が重要視される!]
中学受験はほとんどの学校で4科で入試を行います。
しかし、配点を見てみると「算数と国語の比重が高い」学校が一般的です。
学校によっては2科目の合計点でまず合格者を絞り込むことがあります。
合否のボーダーライン上にいる受験生のみ、社会と理科の点数を見て上位順に合格させたりする学校もあります。
極端に言えば、社会と理科は参考程度にしか影響しないということです。
入試を「2科か4科」で選択できるような学校は、特に注意が必要です。
算国が悪いと、理社ができても合格できない場合があります。
4科すべて重要なのですが、やはり算数と国語の得点が合否を分けることは多いようです。
学校説明会で質問すればそのあたりを答えてもらえるので、必ず確認しましょう。
こうした裏事情を知らないと、
「理科と社会が得意だから、国語は4割でも大丈夫・・・」
と油断して、不合格になっている場合もあるのです。
模擬試験の偏差値だけを基準にしてはいけません。

  

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