頻出長文のテーマを知っておく

 

中学受験の場合、国語の入試問題のレベルは非常に高くなってきています。
中堅校以上の学校では、大人が中心になっている物語文が出題されます。
物語文は主人公の心情を問う問題が出題されるため、大人の心情を小学生に問うわけで、非常に難しい問題となります。
説明文や随筆などでは、高校入試と同じ文章が出題されます。
その内容は大人でも難しいものがあります。
小学生ではまず読んだこともない文章がほとんどです。

ではどう対応したら良いのでしょうか?
まずは「志望校に出そうな文章を何度も読む」ことをしてください。
同じような文章を何度も読むことで、国語のコツがつかめてきます。
中学受験に頻出するテーマのものを読むことも有効です。
親子、友人、言語、文化、コミュニケーション、社会問題などです。
それで、読むコツがつかめるようになります。
先に挙げたテーマで、説明文の半分くらいが読めるようになるでしょう。
また、目下注目すべきテーマとして「環境問題」や「原発」「高齢化」などの時事的な話題も注意してほしいと思います。
これらテーマに慣れることで、相当の分野をカバーできます。
世間で取り上げられる問題についてある程度集中して学習しておきましょう。
これは社会にも大変役に立ちます。

国語の受験勉強は「雲をつかむ」ような部分がありますが、自宅学習できることをまとめてみました。

(1)4年生までは面白い本をたくさん読む
(2)5年生からは少しだけ難しい文章を精読する
(3)テーマを決めて頻出分野をまとめて読む
(4)6年生夏からは過去問に近い文章題を繰り返し解く

これで国語は恐れるに足りずです。

 

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