高い大学進学率

 

公立中学に入学すると高校受験を目指すことになります。
一方で、中高一貫校に入学すると6年後の大学進学を目指すことになります。
高校受験がない中高一貫校の場合、6年間を通じたカリキュラムを学校ごとに自由に設定しています。
また、一定以上の学力の生徒が集まる一貫校の場合、学習カリキュラムも公立中学よりも高いレベルで始まります。
また、授業の進度も速く、ほとんどの学校が高校2年の終わりには、高校で学ぶ内容の全てを終えます。
高校3年時は大学受験に向け、予備校と同じような授業を受けることになります。
上位の進学校でなくても、学習塾に行かなくても十分に大学進学に向けた実力を養えます。
多くの場合、塾に行く余裕が取れないほど、充実した授業があります。
これは中学受験時に偏差値が40台の学校でも、高校からその学校に入学しようとすると上位校になると考えれば、納得できるでしょう。

「私立中高一貫へ入学すると学費が高くて・・・」と言われる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、公立高校から大学受験をするためには、進学塾や予備校に通う生徒がほとんどです。
現役で志望の大学に入れれば良いのですが、浪人となると予備校の費用は、一貫校よりも高い学費がかかるものです。
6年間で着実に学習してきた生徒に、1年程度の受験勉強で追いつくのは大変な忍耐力が必要です。

 

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